会長のマンスリーメッセージ

会長マンスリー
2024.04

「自由民主党派閥の政治資金規正法問題」に思う

 会員の皆様には、昨年来報道されている自由民主党における派閥の政治資金規正法に関する問題についてご心配されている方も多いと思います。日本看護連盟にとっても会員の皆様の日頃の政治活動への信頼を根底から揺るがす衝撃的な出来事であります。

 国民に対し、政治不信を招いた自由民主党の責任は非常に大きく、これまで共に歩みを進めてきた日本看護連盟としては大変遺憾であります。先日、党の幹部議員や事務総長にお会いし、日本看護連盟としてのスタンス、考えを明確に述べたところ、謝罪がありました。実態についてはなお不透明さを残したまま、4月4日には39名の議員が党からの処分を受けておりますが、透明性のある政治の実現と国民への信頼回復に向け、真摯に取り組んでいただきたいと考えております。

 また、残念なことに今回の事件には、私たち日本看護連盟が支援している看護職国会議員も含まれており、当該議員からは説明と謝罪がありました。日本看護連盟としては、役員会、会長会、47都道府県訪問時の会員への説明、そして謝罪等の申し入れをしました。現在、都道府県において順次説明がなされていることと思います。

 派閥からの指示とはいえ、金額の多寡に関わらず不適切な対応であったことは否めません。しかし、看護職の処遇改善や「看護師等の確保を促進するための措置に関する基本指針」の改正等、多岐にわたり看護政策の実現に向けた貢献は大きく、継続して応援することにいたしました。

 日本看護連盟は、看護職の就労環境等の改善だけでなく、看護政策の実現を通して国民の健康・福祉の向上を目指し政治活動をしている団体です。法の遵守は政治活動の基本であり、看護職は常に高い倫理観を持って、人間の生命と尊厳および権利を尊重し行動する専門職でもあります。自由民主党に対しても、各議員に対しても、自浄作用や透明性をどう担保するのか、そして国民が政治に何を求め、何を期待しているのか、一人ひとりの議員が真摯に向き合い、今後の政治改革に取り組んで欲しいと思います。

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