会長のマンスリーメッセージ
期日前投票は、とても簡単です!
【期日前投票に行ってきました!】
公示日の翌日からできる期日前投票に、夫と一緒に手ぶら(入場券や身分証明書を持たず)で行きました。係員の方から出された用紙に、住所・氏名・生年月日を記載し、投票所に誘導され、選挙人名簿を確認していただくのは、すごく簡単でした。担当者がパソコンでチェックして、選挙人名簿に登録されていることが証明されるまで1分もかかりませんでした。
一枚目の投票用紙は、黄色で「選」の字が印字されていて、選挙区の候補を選び投票箱に入れました。続いて、二枚目の投票用紙は、白い「比」と印字された用紙を、選挙立会人から受け取る時『政党か、個人名です』の一言。
仕切りのある記載台で、周りの人に見られることなく、私の思いを代弁してくれると信じられる人を選びました。そして、以前は立会人が言ってくれなかった個人名という一言を、はっきり言ってもらいホッとしました。あわよくば『個人名か政党名』と入れ替えて言ってもらえないものか?と一人思いながらも、立会人が正しく発してもらえたことと、自ら国民の義務を果たした満足感で投票を終えました。
帰りにわら半紙に印刷された「投票所来場者証」をお願いして、いただきました。各都道府県では、どのような来場者証を発行しているのでしょう?と興味を覚えました。「投票証明」という名称の都道府県もあるようです。皆様の所は、如何でしょう? ポチっと、貼れるようなものだと面白いと思いました。
【期日前投票所が増設されました】
4月5日、金子恭之総務大臣に「第26回参議院選挙における期日前投票所の増設および投票者に対する立会人の投票説明に関する要望書」を日本看護連盟として提出しました。総務省からは、政治団体がこのような要望書を出したのは初めてだと言っていただき、その後、新聞社から取材依頼も受けました。
投票所の増設は、既に大型施設や駅中などで行われていますが、2022年4月から、成年年齢が現行の20歳から18歳に引き下げられたこともあり、全国の大学や病院などの施設に期日前投票所を設置し、投票率を上げたらよいのではないかという提案でした。
これを受けて、47都道府県看護連盟会長たちが各都道府県選挙管理員会に、同要望書を提出して欲しい旨のお願いをしましたところ、成果が出たという連絡をいただきました。長崎県のみなとメディカルセンター内に3日間の期間限定で、9時から18時まで設置されることになったそうです。病院は、地域に根ざすメディカルセンターとして、住民サービスの一環として期日前投票所の設置を決められたようでした。25日の長崎新聞によれば、病院への設置は県内初で、全国的にも珍しい。人が多く集まり、1日当たりの外来患者数約500人、病院スタッフは約1000人、病院で忙しく働くエッセンシャルワーカーの投票率アップに貢献してくれることを、大いに期待するところです。
コロナ禍で実習のある医療系の学生さんたちは、人混みに行くことを恐れていると聞きます。コロナに罹患したら、実習ができなくなるからです。病院であれば、実習の合間に投票が可能になるのではないかと、長崎県の動きが全国に広がることを期待しています。
そして、皆様、あなたの思いを1票に!託しましょう。
投票日は予備日と考えて、期日前投票にまいりましょう!
会長のマンスリー
メッセージ