会長のマンスリーメッセージ
医療現場のひっ迫を防ぎ、日々奮闘するスタッフに感謝を伝えようと、ブースター接種を受けました
3回目のワクチン接種を地元で受けました。1・2回はファイザーでしたが、3回目はモデルナを選択しました。副反応を心配しつつも、感染したくなかったので、早く打つことを優先することにしました。臨床で、日々自分や家族の感染を心配しながら働いている看護職に、これ以上の負担をさせたくないと思ったからです。
周辺には、アレルギーでワクチン接種を受けられない方もおいでになります。ですから同じ周辺にいる私たちがワクチンを接種することが、その人を感染させないこと、守ることに繋がるとも考えました。これも、医療現場のひっ迫を防ぐことになり、個人としてできるエッセンシャル・ワーカーへ感謝を伝える行動の一つになると考えたからです。
政府は、ブースター接種を進める根拠として、感染予防効果は時間とともに減弱すること、追加接種でデルタ株を含めた変異株への予防効果が増強すること、感染した場合の症状を抑えることができることの3項目をあげています。
現時点では、オミクロン株へのワクチンの効果は不明ですが、少なくともワクチン接種によって、デルタ株感染時に症状抑制効果があることが立証されており、CDCはワクチン効果を持続させる必要があるといっています。
ですから、当初、2回目と3回目の接種間隔を8か月としていたものを6か月に短縮して、ワクチン供給量を確保しているそうです。
1月13日、後藤茂之厚生労働大臣は、1月以降、一般高齢者の接種間隔を6か月、医療従事者や高齢者以外の一般の人は、職域接種を含め7か月としたうえで、接種体制に余力のある自治体は、更に前倒しすることを要請する方針を出されました。
3回目のワクチン配送量は、3月上旬までに1650万回分、4月上旬までに2000万回分を配送し、既に行なっている配送量と合わせれば、3回目の接種対象1億人弱に必要な量の85%が配送できる見通しを示しました。この数字は、集団免疫を獲得するのに十分なものです。
多くの国民の皆さまが、早く接種を済ませてCOVID-19の集団免疫を獲得し、かつての生活、帰りたいときに帰省し、友人と自由に会い、知人や家族との食事会や飲み会、国内外の旅行などができるようになりたいものです。
なお、ご参考までに、私と同じ頃に接種を受けた人の副反応の状況をご紹介しますが、四人四様でした。
◆60歳代女性
・接種当日:刺入部の腫脹、熱感、筋肉痛と腕の挙上による疼痛。
・接種翌日:午前10時頃より37.2℃、悪寒、軽い吐き気、食欲低下、午後より38.5℃発熱、カロナール内服後、37.5℃に解熱。
・接種翌々日:午前8時 37.1℃、軽い胸やけ、ファイザーより強い反応。
◆50代女性
・接種部位の腫れと痛みあり、3日目も痛みはありますが、他は特に何も違和感もなく、いつもどおりの生活をしました。
◆60代女性
・2日間、接種部位の腫れと痛みあり。しかし、腕の挙上には支障なし。
・2日目には全身のざわざわした感触と両股関節痛(カロナール300㎎で改善)。
・発熱なし、吐き気なし、ファイザーよりもはっきりと副反応が出ました。
◆70代女性
・接種部位の熱感と硬結あり。しかし、腕の挙上に支障なし。翌日のみ全身のだるさがあった外は、いつもどおりの生活でした。
最後に、1・2・3回の新型コロナウイルスワクチン予防接種済証は、携帯電話の写メを取り保存しました。いつでも、どこでも、誰に対しても自分が証明できるようにして私のワクチン接種記は終わりになりました。
会長のマンスリー
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