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2017.12.20

女性医療職エンパワメント推進議員連盟の決議を加藤厚労大臣に申し入れ

 女性医療職エンパワメント推進議員連盟(会長=野田聖子衆議院議員、幹事長=たかがい恵美子参議院議員、事務局長=自見はなこ参議院議員)は、女性の比率が最も高い業種である医療分野にあって、女性医療従事者が国民医療の維持・発展のために活躍できるように、女性医療従事者が働きやすい環境を整えることを目的に組織された超党派の議員連盟です。11月29日の議員連盟の総会でまとめられた決議文を、12月15日、たかがい恵美子議員が団長となって、加藤勝信厚生労働大臣に手渡しました。この申し入れには、議連の会員のほか、次の医療団体の代表が同席しました。

 日本看護連盟、日本医師会、日本歯科医師会、日本歯科医師連盟、日本薬剤師会、日本放射線科専門医会、全国社会保険労務士政治連盟、日本作業療法士連盟、ウェルビーイング政策を提言する女性医師懇話会。

女性医療職エンパワメント推進議員連盟の決議

○病院に勤務する女性の医療従事者の増加や医師をはじめとした医療従事者の過酷な勤務環境を踏まえ、病院に勤務する全ての医療従事者を対象とした勤務環境改善の取組について、診療報酬を含め財政的な支援を行うこと

○育児中の医療従事者の離職防止及び再就業を促進するため、病院に勤務する医師を含む医療従事者の乳幼児等に対する保育を行う院内保育・病児保育について、診療報酬を含めた支援等を行うことにより、財政的な支援を行うこと

○ベビーシッターや認可外保育施設等の子育て支援サービスを利用した際の費用について、税制上の控除の対象とすることで、女性医療職をはじめ、子育て世帯の医療従事者の勤務環境改善を税制的に後押しする措置を講ずること

○院内保育・院内病児保育について、公的医療団体等による運営の在り方や、各種の子ども子育て支援制度の補助金等の弾力的な活用を進め、院内保育所の設置促進を行うこと。大学病院小児科や地区医師会診療所等において、感染防止措置等が適切に取られている場合には、稼働外の診察室を含め、空きスペースを利用した病児保育を柔軟に推進すること

 

(写真)

1 加藤厚労大臣に決議文を手渡す

2 たかがい議員が今回の申し入れの趣旨を説明(右側、ブルーのジャケット)

3 決議文について説明する自見議員(左側、白のジャケット)

4 看護連盟の代表として榮木実枝幹事長が発言(右)。産休・育休から復帰してくる女性医療職のために、子育て支援の充実を訴えました。

 

 

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