会長のマンスリーメッセージ
能登半島地震 被災された方々にお見舞い申し上げます(募金口座を開設いたしました)
1月1日に発生した令和6年度能登半島地震において、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。また、被災地域で支援活動に尽力されている会員、看護職の皆さまに敬意と感謝を表します。
日本看護連盟では、被災地の看護連盟と連携を取りながら、被災地支援について対応を進めてまいります。その一環として、1月31日に日本看護連盟の「能登半島地震募金口座」を開設いたしました。集金した募金は、被災した連盟会員に直接反映することを目的とし、その活用は被災県の看護連盟会長が責任をもって検討し、決定することにいたしました。詳細に関しましては、1月10日付けで配信した「能登半島地震募金開設について」をご確認ください。
日本看護協会が1月5日より開始している災害支援ナースの派遣に関しては、日本看護協会のHPをご確認ください。
国は能登半島地震対策本部を立ち上げ、各省庁が担当分野の情報を持ち寄り検討しているようです。
1月11日午前8時現在の状況では、1月1日16時以降、震度1以上を観測した地震が1315回。今後1カ月程度、最大震度5強程度以上の地震に注意が必要とされています。
医療関係では、石川県の10医療機関、富山県の1医療機関において、水使用不可、医療ガス使用不可等の被害が発生中。石川県の2医療機関において倒壊の恐れがあるようですが、危険のある建物内の患者は搬送済。高齢者関係施設の被害状況は石川県内146施設が停電、断水被害。新潟県20施設に建物被害。富山県21施設が停電、断水被害。障碍者関係施設の被害状況は石川県33施設が停電・断水被害、新潟県1施設に建物被害等が報告されています。医療に関する派遣状況はDMAT 83隊、DPAT 21隊、その他の医療班(JMAT、NHO、AMAT)等が活動しているようです。
被災の状況はいまだ全容がわからない状況で災害関連死等の報告もあり、被災者の皆さまやご家族の皆さまには目の前の現実と今後のことを考えると不安でいっぱいかと思います。日本看護連盟は、今後も継続して被災地の支援を続けてまいります。
*DMAT(災害派遣医療チーム)/DPAT(災害派遣精神医療チーム)/JMAT(日本医師会災害医療チーム)/NHO(国立病院機構)/AMAT(全日本病院医療支援班)
会長のマンスリー
メッセージ