会長のマンスリーメッセージ
看護連盟も飛躍の年に
新年が始まりましたが、お正月行事も済み、会員の皆さまは、新たな気持ちでお仕事に向き合っておられることと存じます。
2023年の干支は、癸卯(みずのとう)。ウサギ年です。
卯(ウサギ)はぴょんと跳ねることから、飛躍の年と期待する方々も多く、また、ウサギは子どもをたくさん産むので、繁栄を願う年でもあります。癸(みずのと)は、これまでの物事が収まり、新しい段階に入る年を意味するそうです。
昨年、看護界は大きく動きました。診療報酬や国家公務員の医療職(3)級別標準職務表の改定があり、看護師の処遇改善が前進しました。また、参議院議員選挙では、新しい看護の代表として、友納理緒議員が誕生いたしました。これらは看護連盟会員みなさまの努力の賜物です。同時に看護協会、看護職国会議員と共に活動した成果でもあります。
このような大きな動きの一方で、コロナ禍はいまだ収まらず、日々対応に追われている会員の方々も多くいらっしゃいます。「私の勤務表がどうなっているかわからない」等、急な勤務交代等による悲痛な声も聞かれます。国民の皆様も医療従事者も、基本に戻り、しっかりと手洗い·うがい·マスク·他者との距離·ワクチン接種·栄養·睡眠をとり、免疫力を向上させコロナに罹患しないよう予防していきたいと思います。
処遇改善も緒に就いたばかりです。看護職が力を合わせて、課題をこつこつと解決していきましょう。
日本看護連盟も、癸卯のとおり、昨年までの様々な出来事が収まり、新たな飛躍を迎える年となることでしょう。
日々のお仕事に勤しむすべての看護職が、仕事を続けていてよかったと思えるように、看護連盟は、一致団結して、より一層頑張らねばならないと思っております。
会員の皆さま、今年もよろしくお願いいたします。
冨田きよ子
会長のマンスリー
メッセージ