会長のマンスリーメッセージ

会長マンスリー
2025.10

日本では初めて女性の自由民主党総裁が誕生

 2025年10月4日、日本では初めて女性の自由民主党総裁が誕生しました。そして、女性初めての総理大臣が誕生する可能性が出てきました。
 世論の反応は、「素晴らしい!」「えぇ、オンナ?」「遅すぎる」など、感想はさまざまかもしれません。首相が変わっても「何も変わらない」という諦めの声も聴こえますが、「何かが変わる」と期待する気持ちも必要かと思います。

 世界で最初の女性の宰相(政府の長・国家元首)は、1960年にスリランカ(当時はセイロン)で誕生し、その後も60カ国以上で女性が宰相になっています。高市総裁が日本国首相になられると、その仲間になります。

 今回の自民党総裁選には多くの方が関心を寄せ、実況をご覧になったのではないでしょうか。私も、いつになくTVの実況や報道で候補者の主張を拝見しました。総裁候補者の生討論も多く行われ、そのような中、高市候補はSNSフォロワー数が圧倒的に多かったとのこと。一部の世論調査では「高市候補に期待する若者が多い」という結果が出ていました。20代では、「期待できる」「どちらかといえば期待できる」と回答した人が6割台にのぼり、これは他の年代と比べても高い水準だったそうです。

 総裁選の期間中、日本看護連盟には各候補者や推薦人の方が来訪され、日本看護協会の役員とともに主要な政策を拝聴し、質問・意見等もさせていただきました。こちらからは日本看護協会の要望についても説明させていただきました。

 結果、高市早苗総裁となりましたが、10月14日現在、公明党の連立離脱等もあり、行方がわからない状況です。しかし、だれが総理大臣になろうとも、日本看護協会の要望事項である「令和7年度補正予算において、物価高騰・賃金上昇に苦しむ医療機関等の経営支援策を講じられたい」「令和8年度診療報酬改定における、十分な改定率を確保されたい」が実現するか、注視していきたいと思います。

 

 (写真は自民党ホームページより)

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