会長のマンスリーメッセージ
看護問題対策議員連盟総会と医療・介護・福祉の現場を守る緊急集会
2025年4月16日、衆議院第1議員会館大会議室で自由民主党看護問題対策議員連盟(看議連)の総会が開催されました。司会は看護職の友納りお議員・石田まさひろ議員が務めました。
総会は、看議連に加入されている国会議員・看護関係団体14団体・厚生労働省・文部科学省の方々など、昨年を大幅に上回る参加者となりました。まず、看議連会長である加藤勝信議員(財務大臣)の挨拶から始まり、看議連の役員人事、参加された議員の紹介、日本看護連盟会長と日本看護協会会長の挨拶が続きました。
そして、看護関連団体から提出された要望書は、日本看護連盟が集約し、代表して説明しました。そのうち日本看護連盟・日本看護協会の要望内容は、「医療・介護に従事する看護職の処遇改善」「夜勤交代制勤務従事者の健康確保のための労働基準法の改正」「看護業務へのデジタル技術導入(看護DX)の促進」等です。
質疑応答では、議員より温かい応援メッセージを多く聞くことができました。最後に、看議連会長代理の田村憲久議員の閉会の挨拶で看議連総会は終了しました。
4月18日には、「医療・介護・福祉の現場を守る緊急集会」が自民党本部で開催され、その様子は全国の関係団体にLIVE配信されました。この緊急集会は、物価・賃金上昇に診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス報酬等の改定が追いついておらず、医療・介護・福祉の提供体制の維持、薬の安定供給が危ぶまれている状況を危惧し、参議院自民党有志が、2024年12月に財務・厚生労働・経済財政担当の三大臣へ緊急申し入れをしたことから始まりました。その後、自民党の議員・前議員に一人ひとり説明して賛同を求める署名活動を行い、308名の署名が集まりました。
緊急集会では、自民党の有志議員と医療関係団体が、物価・賃金上昇に直面する現場の厳しい状況を訴え、対応を求める決議を採択しました。当日、会場は参加者全員が赤いハチマキをして待ったなしの厳しい現状を訴え、熱気溢れる集会となりました
同日夕方には、石破茂内閣総理大臣と面会し、寄せられた署名とともに決議された要望書を提出し、緊急申し入れを行いました。
自由民主党看護問題対策議員連盟(看議連)の総会
医療・介護・福祉の現場を守る緊急集会
石破茂内閣総理大臣に緊急申し入れ
会長のマンスリー
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