2023年の日本看護連盟通常総会で東海・北陸ブロック幹事を拝命いたしました。これまでは臨床現場での看護師を十数年経験し、その後、看護管理者として「看護職の辞めない、集まる組織づくり」を目指して邁進してまいりました。その後、静岡県看護協会の仕事に携わり、一医療機関の中から見た組織問題から、当県全体に俯瞰した問題へと視野が広がりました。
　自組織で解決する問題、市町村・県行政で解決する問題、国で解決する問題とありますが、看護連盟に関係し、多くの議員さんと接し、その仕組みがだんだんとわかるようになってきました。
　少子化の進展・多死社会などの2040年問題、地球環境変化による大規模自然災害、戦争など厳しい状況がありますが、そんな今こそ次世代を担う看護職の政治への関心の高まりが必要であると思います。多くの看護職に看護連盟の目的・活動を知っていただき、皆さまとともにある連盟にできるように努めたいと思います。
　冒頭の一言メッセージ「看護を政治で守ることは、国民の命と生活を守ること……」は友納理緒参議院議員が2022年の選挙中に街宣で皆様に訴えていたことです。この言葉を胸に頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。