会長のマンスリーメッセージ
看護連盟の底力 !!
あべ俊子衆議院議員、木村やよい衆議院議員、おめでとうございます。頑張りました。
去る10月10日公示、22日開票の第48回衆議院議員選挙は、自民党の圧勝で終わりました。しかし、かつて自民党が野党になった時も、清水嘉与子前会長のリーダーシップのもとで「ぶれず」に自民党を応援してきた看護連盟にとっては、大変、苦しく、厳しい選挙でした。そのような中で「看護連盟は強かった」「看護職の国会議員は強かった」の一言が今回の衆議院選の総括です。
5選目の衆議院選に挑戦したあべ俊子議員は、岡山3区から「無所属 自民党推薦」、2選目を迎えた木村やよい議員は、京都3区から「自民党公認」として立候補し、戦うことになりました。
いざ選挙戦に入ってみると、自民党の「公認」か、「推薦」かの違いが想像以上に厳しいことを痛感しました。
あべ俊子議員、岡山県看護連盟の「今回こそは、小選挙区で当選したい」「当選させたい」という「ぶれない」姿勢を貫き通したことが、看護連盟の結束力・底力を、胸を張って社会に示すことができる結果につながったと思います。
木村やよい議員は「自民党公認」といっても、京都三区を地盤にすることに決めてから1年5か月しか経っておらず、選挙戦当初は、地元での「知名度」の低さに苦戦しました。しかし「京都に骨を埋める覚悟で頑張る」と訴え続け、府議会議員、地元の市議会・町議会議員の先生方の献身的な応援をいただきながら、初めての衆議院選を経験する京都府看護連盟、近畿ブロックの看護連盟のみなさまの骨身を惜しまない活動に支えられ、勝利を手にすることができました。
今回の衆議院選の勝因は、岡山県看護連盟、京都府看護連盟、中四国ブロック、近畿ブロックの看護連盟、全国看護連盟のみなさまの現地に赴いての活動、遠隔地からの電話作戦などを通しての強力な協働の結果でした。また、日本看護協会との連携・支援も大きな力になりました。石田まさひろ参議院議員を始めとした看護職を代表する国会議員の先生方が、連日、京都、岡山を足しげく回っていただきましたことにも心から感謝申し上げます。
選挙期間中の、ハートマークの連盟のノボリ、岡山でのオレンジ、京都でのピンクのスカーフ旋風に、看護連盟の行動力、結束力を実感することができました。
日本看護連盟選挙対策会議も、今回の衆議院選では各ブロック、都道府県連盟との間で即座に連携、対応がとれ、効果的・効率的に機能できたと思っております。本部の常勤役員・職員も本部、岡山、京都と役割を分担し精力的に活動してくれました。
今回の衆議院選で、あべ俊子議員の「自民党公認」が得られなかったことに対して都道府県看護連盟からは厳しいご指摘を受けましたが、公示日直前の10月5日まで、「自民党公認」、コスタリカ方式による「無所属」「比例代表」と揺れ動いた中で、最終的に「無所属 自民党推薦」にまで、漕ぎ着けることができたことをご理解いただければ幸いです。
看護職の国会議員の先生方の今後の活動に期待しながら、看護連盟のみなさまのご尽力と組織としての底力に「感謝・感謝」の衆議院選でした。
会長のマンスリー
メッセージ