日本看護連盟について

会長あいさつ

草間朋子 会長

社会を動かすことができる組織としての連盟

 日本看護連盟は、昭和34年の誕生以来、日本看護協会と密接な連携・協働を図りながら先輩のみなさまの精力的な活躍を通して、保助看法の改正、人材確保法の制定をはじめとしたさまざまな看護界の課題解決に向けた改革を推し進めてまいりました。

 世界に類を見ないスピードで少子超高齢社会を迎えた日本では、現在、2025年をターゲットとして医療、介護、少子化対策を中心とした社会保障制度の改革が急速に進められております。医療職の半数以上を占めている看護職は、地域のみなさまや患者さんたちの多様なニーズに応え、QOLの確保・向上のために、限られた財源の下で進められる社会保障改革に医療の専門職として力を発揮していかなければなりません。

 私たち看護職(看護師、保健師、助産師)は、常に、国民目線、患者目線に立ち、時にはアドボケータとして、患者さん、国民のみなさまの、もっとも身近で,ホリスティックな看護・保健・医療を提供してまいりました。これからの医療の方向性として「治す医療」から「予防し、治し、支える医療」へ、地域包括ケアシステムの構築等を通して「地域完結型の医療」への転換を図り、実効的なチーム医療を実現していくことが求められております。チーム医療の下で進められる「予防」「支える」医療においては「生活モデル」に基づき医療・看護を提供してきた看護職がキーパーソンです。看護職の活動の質が、これからの日本の医療・福祉・介護の質を左右するとの自負を持って活動しております。看護職が、明るく、元気で、安心・安全に、プライドを持って働き続けられるためには、看護職の「就学環境」や「就労環境」を政策的に改善、整備していくことが不可欠です。

 看護界には、看護基礎教育の充実、新人研修の義務化、就労環境の改善などさまざまな課題が山積しております。課題を解決する、すなわち、看護政策を実現していくことが連盟の使命です.日本看護連盟は、看護政策を一つひとつ着実に実現していくことができる自律した、今以上に力強い組織をめざしてまいります。①「数は力なり」といわれるように会員数を増加すること、②「組織は人なり」といわれるように看護政策を実現していく上で、政治の力の必要性を認識した見識の高い自律した会員を育成すること、そして、③議員を国政・地方政治の場に送り込み、看護の課題を制度化、法制化につなげる活動ができるように支援していくことが、力強い組織を目指す日本看護連盟の当面のそして将来にわたる目標です。「ベッドサイドから政治を変える」のスローガンの下で、「やる気」「根気」「勇気」をもって「元気」に力を合わせていきましょう。

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