看護連盟NEWS

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2017.05.15

第7回「忘れられない看護エピソード」の朗読会開催

「看護の日」の5月12日、東京医療保健大学五反田キャンパス(東京都品川区)で、日本看護協会による第7回「忘れられない看護エピソード」の朗読会が開かれました。「看護の日」PR大使を務める女優の川島海荷さんが、看護を学ぶ学生約100人を前に、心のこもった朗読を披露。学生とのトークセッションも行われ、川島さんと未来の看護師たちが交流を深めました。
 川島さんは、看護職部門最優秀賞の「忘れられない親子の姿〜血のつながりってなんだろう〜」、一般部門最優秀賞の「赤い星」の2作品を朗読。作品に込められた患者や看護師の気持ちが伝わる朗読に、会場の看護学生はじっくり耳を傾けていました。
 続いて行われたトークセッションでは、川島さん、同大学2年の杉村妃奈子さんと三原綾乃さんの3人が、看護師の仕事への思いなどについて語り合いました。杉村さんは「看護師が、患者さんやそのご家族の思いに寄り添えるのは素敵なこと。患者さんがほっとできる、笑顔が素敵な看護師になりたいです」、三原さんは「朗読された作品は、どちらも素敵なお話で、家族や看護師の愛情の大切さを感じました。患者さんや家族の気持ちを大切にしながら、臨機応変に対応できる看護師を目指しています」と朗読への感想や将来の目標を話しました。
 母親が看護師をしているという川島さんは「高熱を出して母が勤務する病院に行った時、家族といる時とは違う、多くの人を助ける看護師としての母の顔を知り、尊敬しました」と自らの経験をを明かし「看護師は、自分の身を削りながら人に尽くす素晴らしいお仕事だと思います。仕事に込めた気持ちは、患者さんや家族に伝わるはず。ぜひ患者さんに愛情を持って接することができる看護師になってください」と会場の学生へ応援メッセージを送りました。

(写真)
01 最優秀賞の2作品を朗読する川島海荷さん
02 川島海荷さんと看護学生のトークセッション
03 川島海荷さん(中央)、看護学生の三原綾乃さん(左)と杉村妃奈子さん(右)
04 看護の日PR大使を務めた川島海荷さん
05 川島海荷さんと東京医療保健大学の看護学生たち

 

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