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看護連盟NEWS

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2018.11.26

日看協DiNQL大会2018

石田まさひろ参議院議員が看護のビックデータにエール

 日本看護協会は、11月12日に大阪国際交流センター(大阪府大阪市)、11月19日に東京ビッグサイト(東京都江東区)において、「DiNQL大会2018」を開催しました。

 今回は、DiNQL事業の参加病院や参加検討者を中心に、両会場併せて1,370人が集まりました。

 ※DiNQL(ディンクル:Database for improvement of Nursing Quality and Laborの略):労働と看護の質向上のデータベース事業

●福井会長のあいさつ

 東京会場では、開会に先立ち日本看護協会の福井トシ子会長が挨拶しました。福井会長は「労働に着目し、DiNQLデータを活用して看護の質を向上させながら、どのように看護職の働き方を変えていくかを考えたい」と今大会の狙いに触れ「看護職が職業人生を全うするためには、健康で安全な職場づくりが重要だ。本日の議論が、将来に向けたさらなる変革のエネルギーになることを期待したい」と参加者に呼び掛けました。

●石田参議院議員あいさつ

 来賓挨拶のなかで石田まさひろ議員は「今、診療報酬改定や労働政策を議論する上で最も重要なことは、データに基づいたエビデンスを示すこと。DiNQLデータは、日本で唯一の看護のビックデータ。看護にもAI導入が検討されている昨今、AIをどう活用すべきか分析するために、まずはデータが集積されていることが必要。DiNQLが国政の場で、政策にしっかり活用できるデータになることを期待したい」と参加者にエールを送りました。

●シンポジウム「労働と看護に活かす DiNQL データ」 

 シンポジウムでは、長野赤十字病院の竹村豊子看護副部長が「DiNQLデータの活用 ―院内比較ツールを使用して―」、むつ総合病院の加藤美香子看護局次長が「ワーク・ライフ・バランスと DiNQL を組み合わせた取り組み」と題して発表を行いました。2人のシンポジストは、DiNQLデータを活用することで、時間外労働の多さや職員満足度の低下といった課題を客観的に分析し、継続的に比較・検討を行うことで対策を見出し、改善につなげたことを紹介しました。

 指定発言では、日本看護協会労働政策部の小村由香課長が、これまでのワーク・ライフ・バランス推進に向けた動きや、インデックス調査を用いた現状分析の手法を紹介し、DiNQLデータを用いることで、勤務環境や看護の質を可視化し、改善につなげられると提案しました。

●活動事例報告など

 午後には、複数の会場に分かれ、活動事例報告やグループディスカッション、示説展示などが行われました。過去最高の43演題が集まり、データを用いてさまざまな看護ケアの向上を図ったことが示され、どの会場も盛況となりました。

                                                                    

●次年度の参加病院大募集

 平成25年に立ち上げたDiNQL事業は今年で6年目。

 DiNQLは、日本看護協会が2012年度から取り組んでいる事業で、①看護実践のデータ化で看護管理者を支援すること、②政策提言のためのエビデンスすることの2つを目的に掲げており、現在570病院(5098病棟)が参加しています。

 次年度の新規・継続参加登録受付は、H31年1月中旬より開始予定。

 詳しくは公式HPをご参照ください。

 http://www.nurse.or.jp/nursing/practice/database/index.html

「協会ニュース」12月号2・3面掲載用原稿一部流用

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