会長のマンスリーメッセージ

会長マンスリー
2018.02

看護師に夢を

 第一生命が、全国の保育園・幼稚園児および小学校1~6年生1,100人を対象に行った「大人になったらなりたいもの」のアンケート調査(29回目)の結果が公開され、女児では1位が食べ物屋さん、2位が看護師さん、3位が保育園・幼稚園の先生、4位がお医者さんだったそうです。看護師に対しては特に小学校中・高学年では一番人気だったとのことで、私たち看護職にとっては、新年早々嬉しいニュースであると同時に、子どもの時期に抱いた看護師に対する「夢」を打ち崩さないようにする責任を改めて痛感させられました。しっかり地に足のついた現実的な選択をしている女の子たちを頼もしく思いました。ちなみに、男の子が選択した職業は、1位が学者・博士、2位が野球選手.3位がサッカー選手、4位がお医者さん、警察官・刑事だったそうです。大学入試の面接の時に「何故、看護を選択したか」の質問に対して「母親あるいは祖母が看護師だったから」という回答をする受験生が30%近くを占めており、看護師を続けながら頑張っている母親の背中を子どもたちはしっかりみているのだと思っています。

 現在、就労中の看護職は約160万人おり、働く女性の17人に1人は看護職です。「看護師」が子ども達に夢を与えられる専門職であり続けるためには、看護師自身が、自分の職業に対して夢とプライドを持てることが大切です。チーム医療が強調される中で「看護師はチーム医療のキーパーソンである」と位置づけられております。キーパーソンとしての期待に応え、役割と責任を果たしていくためには、社会的評価を堅固なものにしていくと同時に、それに見合った就労条件が整えられていることが不可欠です。現場の声として数多く寄せられる意見は、夜勤がつらい、超過勤務が長過ぎる、給料が安いなどの労働条件に関することです。子ども達が夢に抱いた職業が、こんなはずではなかったとならないようにするためにも、これらの身近な現実的な課題を、一つひとつ解決していくことが、看護連盟が喫緊に取り組まなければならない仕事です。

 看護の拠点である日本看護協会、日本看護連盟の事務所は若者たちに夢を与える街、原宿・表参道にあります。この地に居を構えることができていることに対して大先輩がたのさまざまな視点からの先見性に深く感謝しております。私たちも、看護に「新たな夢」(例えば、多様なキャリアアップの道筋を創設するなど)を負荷できる活動を展開していかなければと日々肝に銘じ、是非、やり遂げたいと思っております。

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